メニュー
HOMEすべての記事働き方・過ごし方クラウドソーシング各社で記事作成サービスの健全性に向けた取り組みが進む

クラウドソーシング各社で記事作成サービスの健全性に向けた取り組みが進む

働き方・過ごし方 yoshikawa 2017.01.09(月)

ディー・エヌ・エーのキュレーションサイト問題を受けて、クラウドソーシングサービス各社が、記事作成仲介の健全性に向けた取り組みを打ち出しています。
 
多種多様な働き方を提案する「プラットフォーム」として期待されていたクラウドソーシングですが、今回の問題でコンプライアンス問題や賃金が低いなど新たな問題も浮き彫りとなりました。今回の問題を機会に、クラウドソーシングが発注側と受注側でWin-Winの関係になれるプラットフォーム作りが急がれます。
 

 

ランサーズ、発注元に報酬アップを促す

2017年1月6日付の日経産業新聞に記載されたクラウドソーシング大手のランサーズの秋好陽介社長とのインタービュー記事にて、ディー・エヌ・エーのまとめサイト問題を受けて、記事制作を仲介するライティングサービスに携わる執筆者の報酬アップを発注元に促す方向であることを明らかにしています。
 
今回問題となったまとめサイトの執筆案件は、クラウドソーシングを使って、安価に仕事を発注し、他サイトの内容をリライトする形で大量に量産していたケースが増えていたことから、著作権違反などコンプライアンス問題の温床となっていたことに加え、安価に労働力を買い取るなど不適切なケースが相次いでいました。
 
ランサーズでは、この様な不適切な発注を排除する仕組みを構築し、記事作成の仲介を行っている執筆者に対して、現在の1.5倍から2倍に高めたいとしています。
 

スキル向上を促し質重視へ転換できるシステムを構築


 
ランサーズでは不適切な発注を排除する仕組みを作り高い報酬で発注してもらえるようにすべく、あからじめ、ガイドラインを作成すると共に、仕事を受注する執筆者に対してスキル向上を促す仕組みも提供していく方針です。
 
例えば、納品した記事に対して、あらかじめ記事を投稿するウェブサイトに仕組んでいるアクセス解析ツールを利用し読者数や滞在時間などを分析しデータ化してフィードバックすることで、執筆者へのフォードバックを行うと共に、執筆者に対しての成果や得意分野などを見えるかすることで、発注側に対しても、仕事を高報酬で発注しやすくしたいとしています。
 

ウィルゲート、専門家による監修サービスを提供

インターネットでメディア事業を行っている「ウィルゲート」は、同社が運営しているクラウドソーシング「サグーワークス」にて、執筆者が記載した記事に対して、専門家が監修するサービスを提供することを明らかにしています。
 
同サービスでは、既存記事に対して、専門家が監修後に根拠を示した上で修正後納品するサービスです。加えて、得意分野に強みを持つ執筆者に対しては、ウィルゲートが独自に作成したテストに合格すれば、執筆した記事を校正者が校正後、専門家の監修した後にクレジット付きで納品できるサービスを展開します。
 

働き方が多様化する時代では主体的に取り組むことが重要


 
2016年11月17日にクラウドソーシングの課題について記載しましたが、現代では様々な働き方に注目が集まる中、自身の仕事の価値をあげるには、常にスキルや知識向上を行い、付加価値のある仕事を行うことが重要です。
 
今までは、企業など何かしらの団体に所属することで、与えられた仕事を熟すことが一般的でしたが、働き方が多様になる中、これからは、単純に言われた仕事を熟す受け身姿勢ではなく、ご自身が主体的となり、経営者の立場になりサービスを提供するという心構えが重要です。
 
不適切に報酬が低いのは問題ですがクライアントしっかりと見極めることができれば、はじめは多少報酬が低くても、クライアントの成長余地が高い場合、報酬以上のサービスを提供することで互いに信頼関係を構築できれば、別の案件に携わるチャンスが広がる可能性もあります。目先の金額にとらわれず投資と同感覚で先々の効果を考えて取り組むことも重要です。
 


PAGE TOP