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米IT大手3社が2017年1~3月期決算発表、クラウドなどサービス収益牽引

時事ニュース yoshikawa 2017.05.04(木)

米国のIT大手Apple、Microsoft、Googleの持株会社アルファベットの3社が2017年1月から3月期の決算発表を行いました。3社共に増益を達成しており、トランプ大統領就任後保守的な政策などの懸念が残るものの、近年では、クラウドなどのサービス収入が増えている状況から、世界的にITサービスの利用が高まる中で今後もさらなる収益拡大に期待できると言えそうです。
 

 

米Appleは5四半期ぶりに増益、サービス事業が牽引

米Appleは現地時間2017年5月2日に2017年1月から3月期の決算発表を行い、売上高は528億9600万ドルとなり前年同期比5%増加、純利益は110億2900万ドルとなり、前年同期比5%増加となりました。
 
純利益の伸びは、最終増益を達成した2015年10月から12月期依頼の5四半期ぶりとなりました。背景としては、新型のスマートフォン「iPhone7plus」の売れ行きが好調だったことに加え、近年ではAppStoreへのアプリ配信サービスによる手数料収入やクラウドサービスなどサービス事業が売上を伸ばしています。
 
サービス事業における売上高は今期で70億4100ドルとなり前年に比べると18%増加しています。同社は、垂直統合型のビジネスを採用したことで革新的なハードウェアとソフトウェアで顧客を開拓後、AppStoreやクラウドサービスを利用してもらうことで、固定収入を確保していく構図が定着してきているといえます。
 
さらに、モバイル決済サービスであるApplePayなど決済分野に進出後、2017円5月2日に記載した個人間送金サービスなどの進出も噂される中、世界でiPhoneを使って決済を行う構図が確立すれば、決済による手数料収入の更なる伸びにも期待できるといえます。
 

米Microsoft純利益29%増加、クラウドサービス牽引


 
米Microsoftは、現地時間2017年4月27日に2017年1月から3月期の決算発表を行い、売上高は220億9000万ドルとなり前年同期比7.6%増加、純利益は48億100万ドルとなり前年同期比29%増加しました。
 
純利益の伸びの背景としては、クラウドサービスが好調に収益を押し上げていることにあります。クラウド経由でITインフラを提供する「Azure」などが伸びクラウド部門は67億6300万ドルと11%増加、企業向けのグループウェアである「Office365」が79億5800ドルとなり22%増加しました。
 
同社では、基本ソフトであるWindowsやOfficeソフトのライセンス販売が主体でしたが、近年ではパソコン以外にスマートフォンやタブレット端末など多彩な基本ソフトを搭載したデバイスが増加したことから、マルチプラットフォームで利用可能なクラウドサービスによるサブスクリプション型ビジネスへ転換しています。
 
組織におけるMicrosoftサービスの利用は世界的に高く、今後もクラウドサービス経由でのサービスを利用する需要が増えることが予想される中、クラウドサービスによるサブスクリプション型ビジネスでどれだけ収益を拡大できるのか注目です。
 

グーグル持ち株会社「アルファベット」純利益29%増加

米Googleの持ち株会社である「アルファベット」は、2017年1月から3月期の決算を27日発表し、売上高が247億5000万ドルとなり前年同期比22%%増加、純利益は54億2600万ドルとなり前年同期比29%増加となりました。
 
広告収入が19%増加したとしており、近年ではスマートフォンやタブレット端末などの普及で世界中の人々がいつでもどこでもインターネットを利用できる機会が増えたことにより、モバイル向け広告や動画広告が好調でクリック率が44%増加したとしています。
 
法人向けのクラウドサービスやなど非広告部門では49%増加しており、広告だけではなく付帯サービスの今後の伸びも注目です。
 


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