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自動運転が普及することで解決できる3つの問題

時事ニュース yoshikawa 2016.04.20(水)

モノのインターネット化(IoT)関連として、大きく注目されているのが自動車の「自動運転」です。
 
IT技術を駆使することで、私たちの暮らしを豊かにする反面、将来日本において予想される少子高齢化や地方経済の活力低下問題など社会問題を解決する手口としても期待が高まっています。今回は、自動運転が普及することで解決に導くことができる問題を取り上げてみます。
 

 

交通事故の件数を減らすことができる

自動運転を普及させる目的としては「交通事故件数を減らす」ことがあげられます。
 
全体としての交通事故件数は2000年以降、減少傾向に転じていますが、高齢者の交通事故の死亡率は年々上昇しているのが事実です。
 
背景としては、少子高齢化により、高齢者人口が増えたことや、都市部への人口集中などによる地方の人口減少による地方商店の廃業や交通網の整備が不十分などの理由で、自分自身で自動車を運転しなければいけない状況にある方が多く、高齢化と共に判断力が鈍くなることが考えられます。
 
ここ近年の自動車は、車両自体にコンピューター「ECU」を搭載し、カメラやセンサーなどから取得した情報を元にECUが車両を制御する車両が増えています。こららが一般的になれば、人間が自ら状況等を判断して運転操作をするのと比べると確実に事故を減らせることが期待できます。
 
これからの時代はガソリンではなくコンピューターが自動車を動かすことが一般的になり、このテクノロジーの積み重ねが将来の自動運転につながります。
 

渋滞を減らすことができる

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渋滞する首都高速道路(出典:ぱくたそ)
 
自動運転の技術が発達することで、渋滞を減らせることに期待できます。
 
自動運転は、単純に車両の制御だけではなく、外部からの情報を取り入れ、その情報を元に車両を制御することも将来的には一般化することが予想されます。
 
すでに、カーナビゲーションなど渋滞などの道路情報の取得ができますが、これらの情報を車両自身が取り込むことで、利用者の行き先に応じたルート選定などに一役買うことが期待できます。
 
また、将来的には車両同士が通信する「車両間通信(V2V)」が導入が検討されており、近くを走行する車両間で通信することで衝突などを回避するほか、用途が広がれば、目的地などを予め取得し、その状況に応じたルート提案などを行うことで、複数の道路にトラフィックを分散して渋滞を防ぐといった役割も期待できます。
 

地方の交通弱者を減らすことができる

最近では核家族化や都市部への人口集中などにより、高齢者のみが暮らす世帯が地方を始め増加しています。それに伴って、自動車の運転が困難な「交通弱者」が増えています
 
また、ロードサイド店の出店や人口減少による買い物客の減少で、地方都市の駅前を中心に商業施設の閉店が増えており、場合によっては、公共交通機関を利用した買い物も困難な状況になっているのも事実です。
 
しかしながら、現在は法律の問題など課題はあるものの、自動運転が完全化されれば、高齢者など自動車の運転が困難な方でも、自由に移動できるため、日常の買い物や通院だけではなく、人の移動が活発化することにより、人々との交流が増え、再び地方が活性化することに期待できそうです。
 


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