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自動車は必要な時に借りる時代へ!「カーシェアリングサービス」が加速

時事ニュース yoshikawa 2017.02.23(木)

自動車を自分で保有せずに、必要な時に借りて使う「カーシェアリングサービス」の利用が広がっています。国内のカーシェアリング市場は駐車場大手の「パーク24」に続き、「オリックス自動車」、三井不動産グループの「カーシェアリング・ジャパン」が大きく占めており、3社とも急増する利用者のニーズに合わせた事業展開を加速しています。

 

 

国内のカーシェアリング市場での車両台数は1万9700万台

2016年9月24日付の日本経済新聞電子版の記事に記載された交通エコロジー・モビリティ財団の調査データによれば、カーシェアリングに使用する車両台数は1万9700台で2015年度に比べて20%増加しています。また、カーシェアリングの会員数は約85万人で、2015年度に比べて24%増加しています。
 
カーシェアリングは、一般的なレンタカーと比べて15分200円程度からと価格が安いことや、給油せずに返却できること、手持ちのスマートフォンなどから簡単に車両を借りれることなど気軽に活用できることから、若者の自動車離れが進んでいると言われている中、自動車を保有しない若年層を中心に活用が広がっています。
 

パーク24、1万拠点超えで2017年10月期は営業利益240億円見込み


https://plus.timescar.jp/
 
パーク24は、不動産開発などに不向きな狭い土地などをオーナーから買い取りもしくは借り入れを行い、駐車場運営を「タイムズ24」というブランド名で展開していますが、同社の駐車場拠点の一部を活用して、カーシェアリング用の車両の配置を進めています。
 
同社のカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の拠点数は、2016年10月時点では約8600拠点となっており、2017年までには1万拠点を以上に増やしていく方針です。会員数は約72万人で、2015年度と比べて31%増加しています。
 
拠点数の増加と利用者の増加で成長も続いており、カーシェアリング部門だけでも約25億円の黒字と前年比の約2倍に拡大する見通しとしています。また、2017年10月期は全体の売上高は2320億円、営業利益は240億円を見込んでいます。
 

三井不動産も駐車場とカーシェアリングの一体運営を加速


https://www.careco.jp/
 
三井不動産もパーク24同様に同社の駐車場拠点とカーシェアリングの一体運営を加速していきます。同社の子会社である「カーシェアリング・ジャパン」を三井不動産リアリティが買収したことに伴い、カーシェアリングに使用する自動車を配置をしやすくし、合わせて拠点数を2019年度までに2016年現在の3500拠点から5000拠点に増やすとしています。
 
さらに同社では、キャンピングカーやメルセデス・ベンツの貸出など特定の用途で使用する車両や高級車を貸し出すことで、他社と差別化し、利用者数を増やしていく事に加え、カーシェアリング以外にも、個人や企業の空きスペースを利用した駐車場シェアリングサービスの展開も加速していく方針です。
 
三井不動産はビルや住宅といった既存の不動産業に加え、持続的な成長に向けてニッチな市場においても攻めの事業展開していきます。
 

オリックス自動車、2017年3月までに1500拠点に2600台


https://www.orix-carshare.com/
 
カーシェアリング市場2位のオリックス自動車は、2017年3月までに1500拠点において、カーシェアリング用の車両を2600台配置する方針を掲げています。
 
オリックスカーシェアリングの会員数は2017年2月現在では約16万人で、カーシェアリング市場1位のパーク24の会員数72万人と大きく開きがあることから、さらに利用者を取り込むべく、個人利用者に対して、三菱商事系の「ポンタ」や「楽天ポイント」、「ドコモポイント」などから好きなポイントを選んで付与するサービスや、平日の稼働率を上げるためにカーシェアリングの法人向けサイトを開設します。
 


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