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地域通貨にもフィンテックの波が到来!地域経済活性化になるか?

時事ニュース yoshikawa 2017.07.10(月)

買い物やサービスの支払いができる、地域限定で使える「地域通貨」にもフィンテックの波が押し寄せています。地域通貨は特定の地域のみで流通する独自の通貨ですが、IT技術を活用することで、地元のみならず観光による消費を喚起し、地域経済の活性化につながることに期待されています。
 

 

地域通貨とは?

地域通貨とは、特定の地域のみで流通する通貨のことで、我々が普段使用している日本円は国の中央銀行である「日本銀行」が発行していますが、地域通貨は自治体などが独自に発行しています。
 
地域通貨は、あくまでも地域独自の通貨という位置づけではありますが、日本円などの「法的通貨」と同等の価値が認められています。
 
ただし、地域通貨は小売店が発行しているポイントと同様に、有効期限を設けることができるなど、地域ごとに独自のルールを決めて運用することができます。
 

地域通貨は地域経済の活性化に期待できる


地域活性化イメージ(出典:ぱくたそ)
 
地域通貨は、日本円を地域通貨に両替したり、地域ボランティア活動やサービスを提供した対価として受け取るなどで発行できます。
 
特定の地域のみで利用可能なことから、消費が他の地域に流れることを防ぎ地域内での消費を促すことで、地域経済を活性化させます。近年では、都市部への交通網のアクセスが向上したことなどで、ストロー化現象が生じ消費が都市部へ流れ、地域の商店の経営が厳しくなる問題が叫ばれています。
 
また、ボランティア活動など地域活動への積極的な参加も期待できることから、地域の住民同士で支え合いコミュニティの形成にも期待できると言えます。
 

ICカード型やスマホアプリでの支払いも増える


スマホ支払いイメージ(出典:ぱくたそ)
 
地域経済の活性化やコミュニティの形成など、地域にとって大きな効果をもたらす「地域通貨」ですが、元々は地域商品券やポイントカードのような記入型が多く用いられていましたが、近年ではIT技術が発達し、スマートフォンが普及したことで、地域通貨にもITと金融を融合した「フィンテック」の波が押し寄せています。
 
長崎県内の壱岐や五島などの離島で使える地域通貨としてスマホで使える「しまとく通貨」を発行しています。元々は紙幣で発行していましたが、2016年より電子化を行いました。同通貨はウェブブラウザから二次元コードで簡単に支払い可能な他、クレジットカードや地域内の観光案内所などでの現金チャージが可能です。
 
しま共通地域通貨発行委員会によると、電子化したことで来島者数が21%増加し、観光消費額も20%増えたとしており、地域通貨により、地域外のマネーを呼び込む効果も期待できそうです。
 


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