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住宅IoTのサービス展開や研究開発が進む。

時事ニュース yoshikawa 2016.12.19(月)

住宅向けIoTサービスの展開や研究開発が進んでいます。IoTは、家電分野や住宅設備などの活用が期待されており、ネットワークを通じて家電を遠隔操作を行う、センサーを駆使して人間の行動を先読みして、その状況に応じた環境を提供するなど、生活上の負担が軽減されることに期待できます。
 
さらに、遠隔操作の履歴やセンサーの情報などをビックデータとして活用することで、人々の生活パターンを分析しマーケティング材料としても活用できることから、広告やコンテンツ提供事業者などへのビジネスチャンスも広がりそうです。
 

 

LIXILは人間の行動を先読みし快適安心な住まいを目指す

住宅設備大手のLIXILグループは、モデルルームを改装して住宅向けのIoT研究開発施設として「ユースクウェアホームツー」を展開し、センサーを約250個使用して、生活上の様々なデータを集めて研究を進めています。
 
研究施設では、LIXIL商品を筆頭に、部屋ごとに湿度や温度、明るさ、人感センサーなどを駆使して、宅内環境の維持や事故防止、防犯につなげられる住宅の開発を目指していくとのことです。
 
例えば、室内で急な温度変化で体調を崩さないためにも、温度センサーで温度を検知し自動で室温を調整したり、人感センサーなどを駆使して就寝や起床に合わせて証明やカーテンの調整、子供が入浴する時は溺れないように湯船に貯まった水量を調整、インターフォンを押さずに人が近づいた場合は自動でシャッターを閉めるといったことが可能になっています。
 
また、通勤電車の遅延をインターネットから自動で取得し、早めに起こすなどネット上の情報をリアルタイムに取得するなど、インターネット上のデータ活用の検証も進めているとのことです。
 

レオパレス21はIT物件でスマホで家電操作やビッグデータ活用で広告配信も


 
賃貸住宅大手のレオパレス21は、賃貸物件にIT技術を導入し物件の付加価値向上に努めています。レオパレス21では約56万件の物件を抱えており、企業などが社員に対して社宅として貸し出していることや、長期出張などの宿泊施設として利用されていることが多いことから、短中期での入居が多い傾向にあるのが特徴です。
 
既存のインターネット回線である「レオネット」を拡張し、室内のテレビにはアンドロイドTVを採用したSTBを装着し、約7000タイトルの映画やドラマの視聴に加え、住居地域のゴミ分別ルールや収集日、地域の天気予報など住まいに関する情報発信します。
 
さらに、IoT機器開発のグラモ(東京都池袋区)と協力し家電を遠隔で操作可能なリモコン「レオリモコン」を開発し、スマートフォンと連携することで、帰りの電車内でエアコンのスイッチを入れるといった操作が可能にするシステムを提供するとのことです。
 
また、レオリモコンでの操作履歴と入居者の属性を匿名でビックデータとして収集し分析することで、室内のテレビに入居者の属性に見合った広告配信が可能になります。例えば、20代の男性で頻繁に映画を見るユーザーであれば、最新映画の広告配信が可能になります。
 
IoTは、電機メーカーや住宅設備メーカーだけではなく、広告やコンテンツ提供事業者などビジネスの裾野を拡大することに期待できると言えます。
 


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