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ヤマト運輸の宅配料金値上げでECサイトの事業モデルの見直しが進む

時事ニュース yoshikawa 2017.03.13(月)

2017年3月2日付の記事で記載したヤマト運輸が宅配総量抑制を実施することに伴い、ECサイト各社で宅配料金の値上げを伴い事業モデルの見直しが進んでいます。
 
また、法人や個人問わずECサイトを運営されている方やECサイトを頻繁に利用する方が今後どの様な対応を取るべきなのかも合わせて考えていきます。

 

 

ヤフーや楽天などの大手ネット通販が対応に動く

ヤフーや楽天は、アマゾンとはことなり自社で物流施設を持たず、インターネット上で出店スペースを提供し、店舗の運営は出店者に任せる形となっています。そのため、送料の値上げは大きな影響を与える要素は少ないように見えますが、送料値上げの影響で出店しているECサイトから顧客離れがおき、各ECサイトからの手数料収入減少リスクにつながります。
 
ヤフーでは、ベンチャー企業と提携して自転車で商品を配送することが可能な配達パックを出店者に割安で提供を開始しています。
 

大阪市営地下鉄難波駅に設置されている楽天の宅配ボックス「楽天BOX」(大阪市浪速区:筆者撮影)
 
楽天では、コンビニ店頭で受け取るサービスや駅や街中に設置されている「楽天BOX」や郵便局に設置されている「はこぽす」など宅配ボックスでの受け取りも可能になっています。
 

再配達や配達時間帯の集中を削減する取り組みもはじまる

宅配事業者の負担を考えて、再配達回数の削減や配達時間帯の集中を削減する取り組みを行うECサイトも増えています。
 
ヤフーとアスクルが運営している「ロハコ」では、同社が提供している専用のスマホアプリに、宅配業者からの宅配情報を取得し荷物が到着する前に通知して荷物を届ける試みをおこなっています。これにより、不在率が2%にとどまっているとのことです。
 
また、商品を購入し配達時間帯を指定する際に、配達に比較的余裕がある時間帯などに指定することでポイント付与率をアップするといった試みも始めているとのことです。
 

個人でも配達物を確実に受け取れる体制作りが重要

ECサイト側でも、宅配業者の負担減に向けて様々な取り組みが始まっていますが、荷物を発送するECサイト側だけではなく、荷物を受取る個人でも、宅配業者の負担減に協力し、再配達を減らし配送効率を高める様にすることが重要です。
 
ネットショップ担当者フォーラムのウェブサイトに記載されている調査データによると、不在時間の多くが午前中で7割の荷物が時間帯指定されていない荷物であるとのデータが報告されています。ECサイト側で対応が進んでいるとは言え、時間帯指定がされていない荷物が多い現状から考えると、個人で何かしらの対応を行う必要があると考えます。
 

https://cmypage.kuronekoyamato.co.jp/portal/entrance
 
個人でできることとしては、ヤマト運輸が提供している「クロネコメンバーズ」に登録することで、自分宛に発送されている荷物が発送された場合はメールやLINEなどで通知してくれたり、確実に受け取れる時間帯を指定や変更できるサービスが利用できます。


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