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ベンチャー企業の資金調達額が過去最高に!2016年度2100億円超

時事ニュース yoshikawa 2017.05.29(月)

国内のベンチャー(VB)の資金調達額が増加しています。2017年5月29日付の日本経済新聞朝刊によると、2016年度は前年度と比べ2割増しとなる2100億円で過去最高額を更新したことを報じています。
 
IT技術の発達により、様々なアイデアを形にしやすくなったことから起業に乗り出す方も増加しており、ベンチャーキャピタルを始めインターネットで資金を募るクラウドファンディングなど資金調達が多角化していることも起業を後押ししベンチャー企業を育成していると言えそうです。
 

 

1社あたりの平均調達額は3億円!ネット関連サービスが占める

調査会社であるジャパンベンチャーリサーチが2016年度に資金調達を行った979社を対象に行った調査「2016年 未公開ベンチャー企業資金調達の状況(2016年総括)」によると、インターネット・バブルが崩壊しリーマン・ショックなどの影響で2007年から2013年の期間における資金調達は低迷していましたが、2014年移行アベノミクスによる景気回復の恩恵から、2014年は1390億円、2015年度は1716億円、2016年は2100億円に達したとしています。
 
また、1社あたりの資金調達額は、2016年度は約3億円の資金を調達しているとしており、2015年度の2億円を超えており、業種別では、インターネット関連企業による資金調達が活発化しているとしています。
 

ベンチャーキャピタル(VC)の他、資金調達が多角化

ベンチャー企業は、新株をベンチャーキャピタル(VC)に割り当てることで資金調達をすることが一般的です。ベンチャーキャピタル(VC)とは、未上場のベンチャー企業に投資を行うことで、その企業が上場した場合や他の投資ファンドに売却(転売)することで利益を得ることを最終的な目標としており、ベンチャー企業の経営にVCが関与するケースも多いです。
 
例えば、家計簿アプリを展開している「株式会社マネーフォワード」は、VCであるSBIホールディングス傘下の「SBIインベストメント」やMUFGグループの「三菱UFJキャピタル」などから資金調達を行っています。
 
また、近年ではVC以外にも小規模から起業するニーズも高まっていることから、2016年4月29日の記事で紹介した、インターネットで小口融資を募る「クラウドファンディング」による資金調達も増えています。
 

起業しやすい環境の整備も急務


 
ベンチャー企業の資金調達が増える中、更なる起業を後押し多くのイノベーションを生み出すことで、日本経済の成長につなげる効果に期待できますが、更なる起業を後押しするためにも起業しやすい環境の整備が急務であるといえます。
 
2016年9月29日付の日本経済新聞電子版の記事によると「ビジネスのしやすさを示す総合ランキングで日本は189カ国・地域中34位。その中の「起業のしやすさ」では81位だ。」としています。
 
日本人が保守的であることや教育現場では組織の従業員になることを前提とした最低限の教育のみが行われていることなども起業の敷居を高くしていると考えられます。今後起業を後押していくためにも、経営に関する教育や支援活動などを拡充させていく必要があると言えそうです。
 


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