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今年食べたお雑煮はどれ?地域別のお雑煮を紹介

ライフスタイル yoshikawa 2016.01.06(水)

新年を迎えると、豊作や子孫繁栄など良い1年が迎えられるように祝う食事として、日本人は「お雑煮」を食べます。何気なく食べているお雑煮ですが、実は地域によって餅の形から調理方法、味付けが異なっています。今回は地域毎のお雑煮の特徴を紹介します。
 

 

東日本では角餅、西日本では丸餅

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出典:農林水産省ホームページhttp://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1101/spe2_01.html/
 
まずお雑煮に欠かせないのが「餅」です。地域によって餅の形や調理方法が異なります。
 
関東や東北、中越など東日本地域では角餅が、近畿や中国、四国、九州地方では丸餅がお雑煮に入っています。
 
調理方法も地方によって異なり、焼く」もしくは「煮る」の2通りになります、関東と東北では餅を焼いてお雑煮に入れるのに対し、中部と近畿、中国、四国では餅を煮てお雑煮に入れます。
 
一方で、九州地方では焼くか煮るかは地域によって異なっており、福岡や佐賀、熊本、大分、宮崎などの県庁所在地周辺では煮餅を、長崎や九州内陸部では焼き餅をお雑煮に入れる傾向があります。
 
餅の形が違う理由としては、東日本地域は江戸の文化が根付いた地域が角餅を食べるのに対し、西日本では京都の文化の影響を受けた地域が丸餅を用いられるようです。

味付けはすまし汁と白味噌、赤味噌、小豆汁の4種類

出典:http://yukyi.blog.so-net.ne.jp/2010-01-04-1
 
お雑煮の味付けも地域によって異なります。
 
まず、関東を初め、中部、東北、中国、四国西部、九州では醤油や塩をベースにしたすまし汁が用いられます。カツオや昆布で出汁をとり、醤油で味付けをしているため風味豊かな味わいが特徴です。
 
興味深いのが九州や中国、四国西部ですまし汁が用いられている理由ですが、参勤交代により江戸の文化が強く影響したという説が有力となっています。
 
近畿をはじめ、四国東部では白味噌に対し、北陸では味付けに赤味噌が用いられています。関西では古来の京都文化が強く根付いていることから、現代でも味噌が代表的な味付けとなっています。
 
島根県東部や鳥取県周辺では小豆汁が用いられており、見た感じぜんざいと変わらないのが特徴ですが、ぜんざいに比べると甘さは控えめなのが特徴です。しかしながら、現代では甘く味付けをする家庭が増えているようです。
 

北海道と沖縄は雑煮文化がなかった

北海道と沖縄は元々雑煮文化がありませんでした。
 
北海道は江戸時代の開拓以降より本州から本格的に多くの人が移り住んできました。そのため伝統的な雑煮文化はありませんが、お雑煮自体は食べられています。すまし汁に焼いた角餅を入れたものを食べており、主に関東や東北で食べられているお雑煮と変わりません。特徴としては、鮭やイクラなどを具材として用いられている点です。
 
沖縄は元々が琉球王国だったこともあり、日本とは異なる文化が現代でも根付いています。地元の方はお雑煮の代わりとして、豚の内臓を煮た「中身汁」や白味噌で仕立てた「イナムドゥチ」が食べられているようです。
 


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