断捨離を行うべき6つの理由
2015.11.30 ライフハック
断捨離(だんしゃり)とは、「必要が無いものから断つ、捨てる、執着することから離れる」という意味から漢字3文字を抜き取って表現した整理法のことです。
文字通り、必要が無いものは断つこと(買わない、貰わない)ことで物を増やさず、今持っている不要な物を捨てて、物へ執着することから離れる(物を欲しがらない)ことで、シンプルな暮らしを実現することです。断捨離を行うと人生において大きな変化が現れます。
周囲の目を気にする必要が無くなる
我々日本人は古くから農作業を中心に共同作業を行うことでお互い助けあって生活してきました。そのため、欧州の「個人主義」に対し、日本は「集団主義」が重んじられる民族性があり、現代でも周囲の目を気にしながら生きていく方が多いです。例えば、「皆が持っているから私も買いたい」といった形に集団心理に流されやすい性格が強く現れています。
断捨離すると、周りに流されて購入した洋服など見つけると、長期に渡り着てなかったというケースも多いです。この様に一度物を処分してすっきりすることで買った理由を冷静に分析できます。もし、購入した物が自分自身にとってプラス効果が得られないことがわかれば、以後、周囲の目を気にせず自分の価値観に基づいた消費行動が可能になります。
人間関係をリセットできる
断捨離を行うことで、物だけではなく人間関係においても見直すきっかけとなります。
当時の友人との間で流行っていたファッションアイテムなどを処分する際、当時の友人を思い出すでしょう。しかし、今となってその友人と疎遠になっていれば、これらのアイテムは無駄な投資をしたことになります。また、本音ではあまり好みでない友人と表面的に付き合っていた為に、無駄な時間や費用を費いやしてたことがわかります。
断捨離を行った後は、表面的ではなく自分にとって本質的にプラス効果となる相手を厳選することで、自分の本能をさらけ出して付き合うことができ、ストレスから開放され、人間関係に悩む必要も無くなります。
仕事が効率的にできる
仕事を進めていくうえでも大きな効果が期待できます。
仕事を進めようとしても、物が多いため、仕事で使う物を始める前に探す時間が発生する、集中力が落ちた時に関係無いものが視界に入り、気づいたら別のことをやっていたということもあり、効率的に仕事ができるとは言えません。
物を必要最低限にすることで、仕事に必要な物を何処に収納したか把握しやすくなりますので物を探すという無駄な時間を費やすことが無くなります。また、デスク周りなどすっきりさせることで、集中して仕事に取り組むことができます。
本質的に物の価値がわかる
物を処分を行うと購入した理由を客観的に分析ができ、物の本質的な価値が見えてきます。
何かしら物を必要に迫られて購入する場合、購入前に長期に渡り、自分にとって本当に必要な物なのかを冷静に考えることができます。これに伴って、今までは単純に価格が安いものを買っていたものを、多少価格が高くても品質が良い物を長くつかうという考えに変わります。
無駄な支出を削減できる
断捨離を行うことで、無駄な支出を削減できる効果もあります。
周りの流行に流されて購入に走ること、表面的な人間関係でのお付き合いを断つことにより、物の購入頻度や食事や飲み会といった自分にとってプラス効果が無いものへの投資(=浪費)が無くなります。従って、支出が減り、あまった資金を自己投資に使うこともできます。
綺麗な状態を保つことができる
物を少なくし、シンプルな生活をすると、今まで狭く感じていた空間が広く感じます。今までは物が多くあまり気にならなかった小さなホコリやゴミが、部屋がすっきりすると小さなホコリさえ目立ってしまいます。何もない空間に、何かしら落ちていると取り除こうという心理が働きますので、気づいた時にこまめに掃除をするという習慣が構築され、何時でも綺麗な状態を保つことができます。
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2015.11.30 #ライフハック
Takamichi Yoshikawa
吉川です。株式や債券を中心に投資を行う傍ら、投資や金融サービス、経済に関するウェブコンテンツの作成やウェブサイトの運営を行っています。当サイトでは、ビジネスの旬なネタをご提供いたします!