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LINEがモバイル事業に参入!月額500円で使える本当の理由とは?

時事ニュース yoshikawa 2016.09.08(木)

LINEが携帯電話事業者から回線を借り入れて、MVNO事業者として携帯電話サービスを提供することを明らかにしています。月額500円からLINEや各SNSを通信量を気にすることなく使えるプランを用意するなど、低価格も大きな特徴です。
 
今回は、LINE Mobileのサービスと低価格でサービスを提供する理由と狙いとは何か考えていきます。
 

 

月額500円から利用でき各SNSは通信量にカウントしない

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スマートフォンを使う女性イメージ(出典:ぱくたそ)
 
LINE Mobileの料金プランは、月額500でLINEを利用した通話とチャットが使い放題になる「LINEフリープラン」と、月額1100円でデータ通信量3GBから10GBの中から選択し、LINEを始め、TwitterやFacebookの利用はデータ通信量としてカウントしない「コミュニケーションフリープラン」の2種類を用意しています。
 

MVNOの二次業者としてNTTコミュニケーションズから利用権を借用

LINE Mobileは、NTTコミュニケーションズを利用パートナーとして「二次業者」としてサービスを提供します。
 
NTTコミュニケーションズは、NTTドコモから直接回線を借り入れた「一次業者」としてサービスを提供していますが、NTTコミュニケーションズはLINEに又貸しした形でサービスを提供することになります。
 
MVNO事業者は、大手3大携帯事業者のように回線保守に要する費用や店舗の運営などに要する費用が不要であること、回線における帯域の一部を利用していることから低価格の料金が実現できます。そのため、今回のLINEモバイルは、NTTコミュニケーションズがNTTドコモから借り入れた帯域の一部を利用することになり、月額費用を大幅に安く抑えられたといえます。
 

LINEユーザーを囲い込み、収益源の一部をユーザーに還元

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SNSアイコンイメージ(出典:Photo AC)
 
LINEの収益源は、「スタンプ」に代表される「コミュニケーション収入」とゲームや音楽、コミック等の「コンテンツ収入」、タイムラインに表示される「広告収入」の2つから成り立っています。
 
LINE株式会社の2015年12月期の連結売上高は1206億円でしたが、「コンテンツ収入」は4割の492億円、「広告収入」は3割の364億円、「コミュニケーション収入」は287億円となっており、収益構造としてはバランスが取れています。
 
LINEを代表されるチャットやSNSは、競合が激しく流行などがめまぐるしく変化する中、広告収入に依存することは、事業を持続する上で最大のリスクであるため、囲い込み手段としてゲームや音楽、コミックなどを提供していますが、今回新たにサービスを提供する「LINE Mobile」や決済サービスの「LINE Pay」など生活に密着したサービスにも参入することで、収益の多角化を図る他、ユーザーを囲い込み持続可能な事業を行う狙いがありそうです。
 
また、LINE Mobileの大きな特徴である、LINEの利用においては通信量にカウントをしないことにより、その部分における通信量を収益の一部をユーザーに還元することで、ユーザーが気軽にLINEでコミュニケーションができるなど、ユーザーメリットにもつながります。
 


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