江別市の納骨堂「まごころ霊堂」様|管理が止まっていたホームページを2週間で“伝わるサイト”へ
投稿日 2026年10月30日 制作・改善事例
北海道江別市にある、曹洞宗 昭宥寺が運営する屋内型の永代供養納骨堂「まごころ霊堂」様。2026年10月、ホームページの保守を引き継いだのをきっかけに、約2週間で、ページの整理、お寺の写真への差し替え、表示速度の改善、Googleマップの情報の整理までを行いました。
この記事では、ご相談から完成まで、まごころ霊堂様とチャットでやり取りしながら進めた改善の記録を、ビフォーアフターとあわせてご紹介します。掲載にあたっては、まごころ霊堂様のご了承をいただいています。

永代供養 まごころ霊堂(江別市緑町)
この記事でわかること
・管理の担当者が代わるホームページを、どう引き継いだか
・お客様と「チャットで依頼 → 事前に確認 → 反映」をくり返した進め方
・トップページ、納骨堂の紹介、写真、歴史のページのビフォーアフター
・表示速度、セキュリティ、Googleマップなど、見えないところの改善
この記事の目次
1. ご相談のはじまり
2. まず全体の課題を整理して、優先順位を決める
3. チャットで依頼をいただき、確認してから反映する
4. ビフォーアフター
5. 見えないところの改善
6. 2週間の記録
7. お客様の声
8. 今回の改善で大切にしたこと
1. ご相談のはじまり
最初のご相談は、ホームページの管理の引き継ぎについてでした。管理画面に入る方法の確認から始める必要があり、まごころ通信(お寺のお知らせ)の更新や写真の差し替えをしたくても、手をつけられない状態でした。
まごころ霊堂様のホームページは、WordPress(ワードプレス)という仕組みで作られています。文章や写真を管理画面から更新できる便利な仕組みですが、世界中で使われているぶん狙われやすく、本体や部品(プラグイン)の更新を長く止めていると、改ざんや表示の不具合の原因になります。
そこで最初に、ホームページを止めずに「安全に管理できる状態」に戻すことから始めました。
- WordPress の管理画面に安全に入れる状態に復旧
- サーバーの PHP(ホームページを動かすプログラム)と、プラグインを最新の状態に更新
- アクセス解析(Googleアナリティクス・サーチコンソール)を入れ直し、毎月1日にレポートが届くように設定
- 毎日のサーバー監視と、ホームページのファイルの点検を開始
2. まず全体の課題を整理して、優先順位を決める
保守の引き継ぎとあわせて、「見学に来られる方が知りたいことが伝わりにくい」というお悩みもうかがっていました。そこで、今のホームページの課題と改善案を1つの資料にまとめ、サイトマップ案(ページの構成図)と一緒にお送りしました。
- トップページの改善
- 納骨壇・料金の案内の分かりやすさ
- お問い合わせまでの導線とフォーム
- 掲載内容の見直しと、改善の優先順位
資料をご覧いただいたまごころ霊堂様からは、すぐにこんなお返事をいただきました。
様
様
一度にすべてを作り直すのではなく、「見学に来られる方にとって大事なところから、順番に」。この方針で、翌日の打ち合わせ(まごころ霊堂様へ訪問)から改善を始めました。
3. チャットで依頼をいただき、確認してから反映する
やり取りは、ビジネス用のチャット(チャットワーク)で行いました。写真や原稿をそのまま送れて、依頼と確認の履歴が1つの画面に残るため、メールよりも早く、行き違いなく進められます。
依頼を受けてから公開までは、毎回同じ流れで進めました。
① ご依頼
チャットで、写真と「ここをこう変えたい」をお送りいただく
② 変更点の整理
依頼の内容と違いがないよう、変更する場所を一つずつ書き出す
③ 事前の確認
弊社で変更前と変更後の見た目を、パソコンとスマートフォンで見比べて確認
④ 反映とご報告
元に戻せる形で反映し、表示を確かめてからチャットでご報告
たとえば、ページ構成の整理をご依頼いただいたときのメッセージです。
様
様
オカ
2週間のあいだに、こうしたやり取りを何度も重ねました。ご依頼をいただいてから、その日のうちにご報告できたものも少なくありません。
4. ビフォーアフター
トップページ:「納骨堂」を主役に
以前のトップページには、ページへの入口となる写真のボタンや、お寺を紹介する帯がいくつも並んでいました。上部のメニューと同じ入口が重なっていたため、初めて訪れた方には「どこを見ればよいか」が分かりにくい状態でした。
ご依頼のとおり、入口は「納骨堂 まごころ霊堂」だけにして、横幅いっぱいの大きな案内に。アクセス欄には、見学に来られる方が気にされる駐車場と、参拝・見学の受付(年中無休・予約制)を加えました。


あわせて、上部のメニューを「まごころ通信/納骨堂の紹介/運営母体/まごころ観音」の4つに整理し、お寺の歴史や教えのページは「運営母体」のページからたどれるようにしました。
納骨堂の紹介:料金と見学の予約を分かりやすく
見学を考えている方がいちばん知りたいのは、料金と、見学の申し込み方法です。表の形だった区画の料金は、金額が一目で分かるカードの形に。「参拝・見学は予約制」のご案内は枠で囲んで目に留まるようにし、ページの最後には、お電話とお問い合わせフォームへのボタンをまとめた「見学のご予約・ご相談」欄を設けました。スマートフォンでは本文の文字も一回り大きくしています。



写真:まごころ霊堂の「本物」の姿に
以前のホームページでは、ページの上部などに、一般的な風景写真(素材写真)が使われている箇所がありました。そこで、まごころ霊堂様から実際の写真をお送りいただき、大祭壇や建物の外観、法要や法話の様子に差し替えました。
写真の上に文字が重なるページでは、文字が読みやすいように写真を少しだけ暗く調整しています。いただいた写真(1枚5〜8MB)は、見た目をほとんど変えずに表示が速くなる形式(WebP)に変換し、1枚あたり100〜300KBほどで掲載しています。

宗教法人曹洞宗昭宥寺の歴史:お寺の歩みを伝えるページへ
以前は、建て替え工事の写真4枚を日付順に並べたページでした。今回、まごころ霊堂様から昭宥寺の始まりからの歴史をまとめた文章と、解体前の旧本堂の写真をお送りいただき、ページを作り直しました。
いただいた文章は、そのまま掲載しています。そのうえで、これまでの工事の写真も残したいと考え、文章の内容をもとにした年表「昭宥寺のあゆみ」と、写真で振り返る「令和の建て替えの記録」をページの下に加えました。戦後間もない時期の六地蔵の建立から、令和の新しい納骨堂まで、お寺の歩みを一つのページでたどれるようになっています。
改善前:工事の写真が日付順に並ぶページ
改善後:歴史の文章・旧本堂の写真・年表・建て替えの記録5. 見えないところの改善
ご依頼いただいた変更とあわせて、ページを見るだけでは気づきにくい部分も整えました。
表示速度:画像の容量を約5分の1に
ホームページに使われている写真やイラスト(108点)を、見た目をほとんど変えずに容量を小さくできる「WebP」という形式に変換しました。画像の合計は約33MBから約7MBになり、特にスマートフォンでの表示が軽くなりました。
| ページ(スマートフォン表示) | 画像の容量(変換前 → 変換後) |
|---|---|
| 永代供養とは | 約4.4MB → 約1.5MB |
| まごころ観音 | 約3.2MB → 約0.5MB |
| 曹洞宗の教え | 約2.4MB → 約0.4MB |
| 送骨・合祀 | 約1.9MB → 約0.3MB |
| 写真・イラスト全体(108点) | 約33MB → 約7MB |
これから「まごころ通信」に写真を載せるときも、自動でこの軽い形式で保存されるように設定しています。
表示の不具合と、つながっていなかったリンク
- WordPress 7 への更新の影響で、スマートフォンでページ最下部の著作権表示が「お問い合わせ」の帯に隠れていたのを修正
- 大きな飾り文字が、スマートフォンで画面からはみ出していたのを修正
- 押してもお問い合わせページに移動しないボタンと、押してもメールソフトが開かないメールアドレスを修正
- ページ上部の「HOME > ページ名」と本文の間の余白が広すぎたのを、パソコン・スマートフォンともに調整
WordPress 7 への更新で起きた表示のずれについては、こちらの記事でくわしく解説しています。
安全に使い続けるために
- WordPress 本体・プラグインの更新と、サーバーの PHP の更新
- 公開する必要のないファイルを、外から見えないように設定
- 毎日のサーバー監視と、ホームページのファイルに不審な変更がないかの点検
- プライバシーポリシーの文面を、お寺の実情に合わせて整備
Googleマップのプロフィールを1つに
最後に、まごころ霊堂様から「Googleマップで検索すると、プロフィールが2つ出てくるのはなぜ?」というご質問をいただきました。調べてみると、同じお寺の情報が2回登録されていて、営業時間の表示も食い違っていました。
口コミのあるほうを残して1つにまとめる手続きを行い、営業時間を「9時〜16時・年中無休(予約制)」に修正。説明文やホームページへのリンクも整えました。地域で「江別 納骨堂」などと検索した方に、正しい情報が届くようになります。
6. 2週間の記録
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 10月13日 | 保守の引き継ぎのご相談。チャットでのやり取りを開始 |
| 10月15日 | 改善提案の資料とサイトマップ案をお送り |
| 10月16日 | まごころ霊堂様へ訪問し、打ち合わせ |
| 10月18日 | 管理画面の復旧、アクセス解析の設定、ご挨拶文・納骨壇のご紹介の更新、PHP・プラグインの更新 |
| 10月19日 | お問い合わせページの改善、お問い合わせボタンの追加 |
| 10月23〜24日 | ページ構成の整理、トップページの簡略化、納骨堂の紹介ページの改善、プライバシーポリシーの整備 |
| 10月25日 | 表示速度の改善(画像の軽量化)、スマートフォンの表示の修正、曹洞宗の教えのページの写真を差し替え |
| 10月26〜27日 | ご供養のご案内・送骨合祀・永代供養とはのページの写真を差し替え、リンクの不具合を修正 |
| 10月28日 | 歴史のページを作り直し、Googleマップのプロフィールを整理 |
7. お客様の声
すべての変更をご確認いただいたあと、まごころ霊堂様からいただいたメッセージです。
“
変更点確認しました。急な依頼にも関わらず、早急なご対応を頂き、素晴らしい仕上がりとなりました。ありがとうございます。
― 永代供養 まごころ霊堂 様
今後も、まごころ通信の記事の追加や写真の入れ替えなど、日々の更新と保守でお手伝いしていきます。
今のホームページの「管理の引き継ぎ」「写真や文章の更新」「表示速度やセキュリティ」のご相談を承っています。
8. 今回の改善で大切にしたこと
お寺の言葉と写真を主役にすること。ご挨拶文や歴史の文章は、まごころ霊堂様からいただいた言葉をそのまま掲載しました。写真も、まごころ霊堂様の実際の姿に差し替えています。見学を考えている方に伝わるのは、イメージ写真よりも、そのお寺の本当の姿だと考えています。
確認してから反映すること。依頼の内容を一つずつ書き出し、変更後の見た目を確かめてから反映しました。どの変更も元に戻せる形で行っています。
見えないところまで整えること。表示速度、セキュリティ、リンクの不具合、Googleマップの情報など、ご依頼の範囲の外で気づいたことも、ご相談しながら一緒に直しました。
ホームページの保守・改善のご相談はお気軽に
「以前の担当者に連絡がつかない」「ログイン情報が分からない」「写真や文章を少しずつ直したい」など、今あるホームページの引き継ぎや改善のご相談を承っています。北海道千歳市を拠点に、江別市をはじめ道内各地のお客様のサイトをお手伝いしています。
永代供養 まごころ霊堂(曹洞宗 昭宥寺)
北海道江別市緑町西3丁目13番地
https://magokoro-reido.com/
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2026.10.30 #制作・改善事例
吉岡 毅(株式会社ツヨシオカ 代表取締役)
北海道千歳市の株式会社ツヨシオカ代表。中小企業や団体のWordPressサイトの制作と保守を手がけ、サーバーの管理やセキュリティ対策、PHP・WordPressの更新まで一貫して対応しています。

