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世界のOSシェアAndroidがWindowsを抜いて1位に!

2017.04.10 時事ニュース

米国の調査会社スタットカウンターが2017年3月度における世界のOSシェアを発表し、Googleが提供しているスマートフォンやタブレット端末向けのAndroidがMicrosoftのWindowsを抜いて首位になったことを明らかにしています。
 

 

Androidのシェア37.93%、Windowsは37.91%


世界のOSシェア推移(調査データを元に筆者作成)
 
今回の調査データによると、2017年3月度の各OSのシェアは、1位がGoogleのAndroidで37.93%、2位がMicrosoftのWindowsで37.91%、AppleのiOSで13.09%、OS Xが5.17%、Lunixなどその他のOSが3.60%となりました。
 
Androidは、わずか0.02%の差でWindowsを抜いて首位となった格好です。全体としては、AndroidやiOSなどスマートフォンやタブレット端末向けのOSのシェアが増えています。
 
特に、Androidのシェアの伸びが大きく、昨年の2016年4月には30%だったのが、この1年間で7.93%とシェアを拡大しました。
 

Windowsは徐々にシェアが低下傾向に

Androidのシェアが拡大する一方で、今までデスクトップ向けのOSのして大きなシェアを占めていたWindowsのシェアが縮小傾向にあります。
 
昨年の2016年4月時点でのWindowsのシェアは46.44%だったのに対し、右肩下がりにシェアは低下し2016年12月には38.35%と年間で最低を記録しました。その後、若干ではあるものの2017年1月に38.75%と回復しましたが、2017年3月には37.91%となり、最低を記録しました。
 
Windowsのシェアが低下している背景としては、今まではパソコンをメインに活用されていたものが、スマートフォンやタブレット端末の普及により、徐々に置き換えが進んでいるのではないかと考えられます。
 

日本ではWindowsのシェアは増加傾向。モバイル向けOSはiOSがトップ


日本のOSシェア推移(調査データを元に筆者作成)
 
一方で、日本国内のみを対象にOSのシェアを見てみた所、世界的には減少傾向にあるWindowsのシェアですが、日本国内においては増加傾向となっており、2016年4月時点で49.16%だったのが、2017年3月には54.92%となりました。
 
モバイル向けのOSでは、世界ではAndroidのシェアがトップで増加傾向にありましたが、日本国内ではiOSのシェアがトップで2017年3月の時点では、12.07%となっています。一方で、Androidのシェアは8.69%となっています。
 
ただし、iOSとAndroidともにモバイル向けOSのシェアは減少傾向にあり、iOSは2016年4月時点で25.31%のシェアがありましたが、この1年間で3.78%低下しています。Androidは2016年4月時点で10.94%でしたが2.25%減少しています。
 
日本国内でもパソコンがスマートフォンなどに置き換わっているという声は聞かれますが、まだまだ、パソコンの地位は健在であることがわかります。

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2017.04.10 #時事ニュース

Takamichi Yoshikawa

吉川です。株式や債券を中心に投資を行う傍ら、投資や金融サービス、経済に関するウェブコンテンツの作成やウェブサイトの運営を行っています。当サイトでは、ビジネスの旬なネタをご提供いたします!


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