無料相談
お問合せ

ツヨシオカメディア

ホームページのリニューアル、いつ・何から考える?千歳市の制作会社が判断の目安を解説

投稿日 2026年11月2日 WEB・PC関連

「うちのホームページ、作ってから何年もたつけれど、そろそろリニューアルしたほうがいいのだろうか」。千歳市や道央の会社の方から、よくいただくご相談です。

先に結論をお伝えします。リニューアルは「何年たったか」だけで決めるものではありません。年数は見直しのきっかけにすぎず、決め手になるのは「スマホで見やすいか」「安全に更新し続けられるか」「今の事業と内容が合っているか」「問い合わせにつながっているか」の4つです。そして、確かめてみると全部を作り直さなくても、直すべきところを直せば十分な場合も少なくありません。

事務所の机でノートパソコンと紙の画面案を見比べている様子

この記事では、北海道千歳市でホームページの制作と保守をしている私たちが、実際のご相談で使っている判断の目安と、リニューアルを考えるときに何から始めればよいかをまとめました。

この記事でわかること

・「何年でリニューアル」の考え方と、年数より大切な判断の目安
・リニューアルを考えたい7つのサインと、自分で確かめる方法
・全面リニューアルと部分的な改善の分かれ目
・リニューアルを始めるときの順番と、やってはいけないこと

「何年でリニューアル?」への答え

インターネットで調べると「3〜5年が目安」と書かれていることが多く、私たちもひとつの目安としては妥当だと考えています。ホームページを取り巻く環境は、数年で大きく変わるからです。

  • 見る人の道具が変わる:今はスマホで見る人が多数です。Google も、スマホ版のページを基準に内容を読み取り、検索に登録する仕組み(モバイルファーストインデックス)への切り替えを2023年10月に完了したと発表しています(Google 検索セントラルの発表)。
  • サイトを動かす仕組みが古くなる:WordPress などを動かしている PHP というプログラムには、それぞれ修正が出る期間があります。たとえば PHP 8.1 は2025年12月31日でサポートが終わっており、8.2 も2026年12月31日で終わります(PHP 公式のサポート期間の一覧)。古い作りのサイトほど、新しい PHP に上げるときに手直しが必要になります。
  • 会社のほうが変わる:事業内容、料金、スタッフ、所在地、力を入れたいサービス。数年たつと、ホームページの中身が今の会社と合わなくなっていきます。

ただし、年数はあくまで「一度、点検してみる時期」の合図です。5年たっていても、きちんと更新と手入れが続いていて成果も出ているサイトなら、急いで作り直す必要はありません。逆に、2〜3年でも次の章のサインがいくつも当てはまるなら、見直しを考える時期です。

リニューアルを考えたい7つのサイン

次の表は、私たちがご相談を受けたときに最初に確かめる項目です。多くは、専門の知識がなくてもご自身でチェックできます。

サイン 確かめ方 急ぎ度
1. スマホで見ると文字が小さい・横にはみ出す 自分のスマホで、トップ・サービス紹介・お問い合わせのページを開いてみる 高
2. 表示が遅い Google の無料ツール PageSpeed Insights にアドレスを入れて、スマホの結果を見る 中
3. WordPress やプラグインを何年も更新していない 管理画面の「ダッシュボード」→「更新」や「ツール」→「サイトヘルス」を見る 高
4. 自社で文章や写真を直せない お知らせ1件の追加や電話番号の変更に、毎回外注や数日の待ちが必要かどうか 中
5. 内容が今の会社と合っていない 事業内容・料金・写真・会社概要が今と同じか、社内の人に読んでもらう 中
6. 問い合わせが減った・来ない フォームから自分でテスト送信して届くか確かめる。アクセス解析で見られているページを見る 高(届いていない場合)
7. 管理を任せていた人と連絡がとれない サーバー・ドメイン・管理画面のログイン情報が社内にあるか調べる 高

7つのうち、3(更新していない)と7(管理する人がいない)は、デザインの好みとは関係なく急いだほうがよい項目です。古いまま放っておくと、改ざんされたり表示がおかしくなったりする危険が高まり、管理する人がいないと、何かあったときに直せません。6については、ページの作りの問題ではなく、フォームのメールが届いていないだけ、ということも実際によくあります。

全面リニューアルか、部分的な改善か

サインが当てはまったとしても、すぐに「全部作り直す」と決める必要はありません。私たちは、ご相談のたびに次のように分けて考えています。

全面リニューアルが向いている場合と、部分的な改善で足りる場合の比較図

全面リニューアルが向いている 部分的な改善で足りることが多い
スマホ対応の作りになっておらず、どのページも崩れる スマホ対応の作りで、一部の文字の大きさや表が見にくいだけ
更新の仕組み(WordPress など)がなく、文章を直すたびに外注している WordPress で作られていて、更新が止まっているだけ
事業の柱が変わり、ページの組み立てから考え直したい 料金・写真・スタッフ紹介など、一部の情報が古いだけ
古い作りのせいで、PHP などを新しくすると動かない箇所が多い 表示が遅い原因が、大きすぎる画像など特定の部分にある

部分的な改善は、今のサイトの良いところ(検索で見つけてもらえているページや、お客様になじんだ見た目)を残せるのが強みです。一方で、土台がかなり古い場合は、直すたびに別の箇所で手直しが必要になり、結果として作り直したほうが早くて安くなることもあります。どちらが向いているかは、中身を点検してみないと分かりません。まず点検をして、そのうえで決めるのがおすすめです。

何から考える?リニューアルの進め方

リニューアルを決めたら、いきなりデザインの話から始めないことが大切です。私たちは、次の順番で進めています。

現状の点検から公開後の確認まで、リニューアルを進める5つの手順の図

手順1:今のサイトを点検する

どのページがよく見られているか、どんな言葉で検索されて来ているか、問い合わせはどのページから来ているかを確かめます。Google のアクセス解析やサーチコンソールが入っていれば、それを使います。入っていなければ、まず入れて、しばらく数字を取るところから始めることもあります。あわせて、サーバー・ドメイン・管理画面のログイン情報が社内にそろっているかも見ておきます。

手順2:目的を1つに絞る

「問い合わせを増やしたい」「求人の応募を増やしたい」「自社で更新できるようにしたい」など、いちばんの目的を決めます。目的がはっきりしていると、ページの構成も、見積もりの比べ方も迷いにくくなります。「おしゃれにしたい」だけで進めると、完成しても成果が変わらないことがよくあります。

手順3:残すもの・変えるものを決める

手順1で見つかった「よく見られているページ」や「検索で上位に出ているページ」は、内容を生かして残すのが基本です。ページのアドレス(URL)を変える場合は、古いアドレスから新しいアドレスへ自動で案内する設定(301リダイレクト)を準備します。

手順4:作って、公開前に確かめる

公開の前に、スマホとパソコンでの見え方、お問い合わせフォームのテスト送信、古いアドレスからの案内が正しく動くかをチェックします。

手順5:公開後も数字を見る

公開して終わりではなく、数週間〜数か月、アクセスや問い合わせの数を見て、必要なら手直しします。また、公開後に誰が更新と点検を続けるかを、この時点で決めておきます。

実例:私たちの現場で判断したこと

実例1:自社のホームページは「作り直さず、段階的に改善」

実は、私たち自身のホームページも2020年に作ったもので、お客様のサイトの対応を優先するうちに、自社サイトの見直しが後回しになっていました。スマホでは文字が小さく、制作実績のページは画像が重く、表示に時間がかかっていました。

全面リニューアルも考えましたが、点検すると、作りそのものはスマホに対応していて、問題は文字の大きさや押しにくいボタン、大きすぎる画像といった「部分」に集中していました。そこで、作り直さずに、見やすさ → 古い情報の整理 → 表示の速さ、と段階を分けて改善しました。その結果、制作実績をたくさん並べているページでは、画像の合計が約10MBから約1.7MBへ(約83%減)、スマホで開いたときの読み込み量も約11.7MBから約3.2MBに減りました。どの段階も、元に戻せる形で行っています。

実例2:保守の引き継ぎから、約2週間で「使えるサイト」に

道内のある団体から、管理の担当が代わることになり、ホームページの管理の引き継ぎについてご相談をいただきました。管理画面に入る方法を確かめるところからのスタートで、お知らせの更新も写真の差し替えもできない状態でした。

この方も最初は「作り直すしかないのでは」とお考えでしたが、点検すると WordPress で作られていて、土台は生かせることが分かりました。そこで、まず管理画面に安全に入れる状態に戻し、PHP とプラグインを更新してから、写真の差し替え、ページの整理、表示速度の改善と順番に進め、約2週間で、自分たちでお知らせを更新できるサイトになりました。全面リニューアルに比べて、費用も期間も抑えられました。

どちらの例も、最初に「どこが問題なのか」を点検したことで、作り直すかどうかを落ち着いて決められました。

やってはいけないこと

  • ページのアドレスを変えて、古いアドレスを放置する:検索結果やほかのサイトからのリンクが「ページが見つかりません」になり、それまでの検索での評価を失うおそれがあります。Google も、アドレスを変えるサイトの移転では301などの永続的なリダイレクトを使うよう案内しています(Google 検索セントラル:サイト・ホームページ移行について)。
  • ドメインやサーバーの名義・ログイン情報を確かめずに進める:ドメインが前の制作会社の名義のままだと、引っ越しの手続きが進まないことがあります。ドメインを使ったメールにも影響するため、最初に確かめておきます。
  • 見た目だけを新しくする:目的や中身の見直しをせずにデザインだけ変えても、問い合わせは増えにくいものです。
  • 公開後の更新と保守を決めないまま公開する:作った直後は新しくても、更新が止まれば数年後にまた同じ悩みに戻ります。

千歳・道央の会社が依頼先を選ぶときのポイント

雪の残る北海道の街並みと、窓辺の机に置かれたノートパソコン

リニューアルの依頼先を選ぶときは、デザインの好みだけでなく、次の点も確かめることをおすすめします。

  • 点検から提案してくれるか:「作り直しましょう」から始めるのではなく、今のサイトを見て、残すもの・直すものを説明してくれるか。
  • 見積もりの内訳が分かるか:「一式」ではなく、ページ数や作業ごとの内訳があるか。
  • 公開後の保守を任せられるか:更新、セキュリティ対策、PHP などの更新、困ったときの連絡先まで、公開後の体制があるか。
  • 地域の事情を分かっているか:地域で探されている言葉や、冬の営業時間・休業のお知らせなど、地元のお客様が知りたいことを一緒に考えられるか。近くの会社なら、必要に応じて直接会って相談しやすいのも利点です。

千歳市でのホームページ制作・保守については、千歳市のホームページ制作・保守のご案内と、地域別のホームページ制作のご案内にもまとめています。

まとめ

  • 「3〜5年」は見直しの目安。年数だけでリニューアルを決めない
  • 決め手は、スマホでの見やすさ・安全に更新できるか・事業との一致・問い合わせの4つ
  • 更新が止まっている、管理する人がいない場合は、デザインより先に急いで対応する
  • 全部作り直すか、部分的に直すかは、点検してから決める
  • アドレスを変えるなら301リダイレクト、公開後の保守も最初に決めておく

株式会社ツヨシオカでは、北海道千歳市を拠点に、ホームページの制作・リニューアルから、今あるサイトの点検・部分的な改善、公開後の保守までお手伝いしています。「作り直したほうがいいのか、直せば使えるのか分からない」という段階のご相談も、お気軽にお寄せください。

▶ ツヨシオカの事業内容を見る ▶ お問い合わせはこちら

\ SNSでシェア /

2026.11.02 #WEB・PC関連

吉岡 毅(株式会社ツヨシオカ 代表取締役)

北海道千歳市の株式会社ツヨシオカ代表。中小企業や団体のWordPressサイトの制作と保守を手がけ、サーバーの管理やセキュリティ対策、PHP・WordPressの更新まで一貫して対応しています。

>> 執筆記事一覧


WEB・PC関連関連記事