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千歳市でホームページ制作を頼むといくら?費用の目安と、見積もりで確かめたいこと

投稿日 2026年11月5日 WEB・PC関連

「ホームページを作りたいけれど、いくらかかるのか見当がつかない」「2社から見積もりを取ったら、金額が倍ほど違った」。千歳市や道央の会社の方から、こうしたご相談をよくいただきます。

先に結論をお伝えします。ホームページの制作費は、ページの数と「誰が何を用意するか」でほぼ決まります。制作会社の紹介サービスが集計した全国の発注データでは、新しく作るサイトの費用の中央値は40万円台で、50万円までの案件が約6割です。ただ、同じ金額でも中身はまったく違うことがあります。見積もりは総額ではなく、内訳と「公開した後にかかるお金」で比べるのが失敗しないコツです。

この記事では、北海道千歳市でホームページの制作と保守をしている私たちが、見積もりを作る側の立場から、費用の目安と、見積もりで確かめておきたいことをまとめました。

打ち合わせの机に置かれた見積書とノートパソコン

この記事でわかること

・ホームページの制作費が何で決まるのか
・全国の調査から見た費用の目安と、制作費のほかにかかるお金
・見積書の項目の読み方と、契約の前に確かめたいこと
・補助金を使うときの注意点

ホームページの費用の目安

制作会社への相談窓口を運営する株式会社ユーティルが、2022年に同社経由で発注された新規のホームページ制作846件を集計したところ、費用の平均は82.5万円、中央値は43.4万円でした。50万円までの案件が約6割を占めています(ECのミカタの記事:ユーティルの調査)。

平均が中央値より大きく上にあるのは、ページ数の多いサイトや、予約・会員の仕組みが入った高額な案件が平均を引き上げているためです。会社案内が中心の中小企業のサイトなら、まずは中央値の40万円台が一つの目安になります。ただし、この数字は全国の、しかも数年前の集計です。地域や会社によって単価は違いますし、実際の金額は次の章で説明する「中身」で大きく変わります。

費用は何で決まるのか

見積もりの金額を左右するのは、主に次の5つです。

決め手 金額が上がる例 金額を抑える例
ページの数 サービスごと・事例ごとにページを分ける(10〜20ページ) トップ・事業内容・会社案内・お問い合わせなど5ページ前後から始める
原稿 制作会社が取材して文章を書く 自社で原稿を用意し、制作会社は整えるだけにする
写真 プロのカメラマンが撮影する 手持ちの写真や素材写真を使う
デザイン ページごとに作り込む・動きのある演出を入れる トップと主要なページだけ作り込み、ほかは共通の形にする
機能 予約・ネットショップ・会員の仕組み お知らせの更新とお問い合わせフォームだけにする

見積もりが2社で倍ほど違うときは、多くの場合「原稿や写真をどちらが用意するか」「何ページ作るか」の前提がそろっていません。比べる前に、同じ前提で出してもらえているかを確かめましょう。

見積書の項目の読み方

制作会社の見積書には、作業ごとの項目が並びます。名前は会社によって違いますが、だいたい次のような中身です。

見積書の主な項目を、企画と進行・デザイン・組み立て・公開後の4つに分けた図

よくある項目 中身 確かめたいこと
進行管理費(ディレクション) 打ち合わせ、全体の段取り、関係する業者との連絡 今のサーバーやメールの業者とのやり取りも含まれるか
設計・構成案 どんなページを作り、どの順に何を載せるかを決める ページの一覧(サイトマップ)を見せてもらえるか
デザイン 見た目を作る。トップと下の階層のページで分かれることが多い デザイン案の修正は何回までか
コーディング デザインを、ブラウザで見られる形に組み上げる ページが増えたときの1ページあたりの単価
WordPressなどの構築 お知らせや事例を自社で更新できるようにする どのページを自社で書き換えられるか
お問い合わせフォーム 送信の仕組み、迷惑メール対策、通知の届け先 通知を複数の担当者に送れるか
表示・動作の確認 パソコン・スマホでの表示、リンク、フォームの送受信の確認 公開前に自社の担当者のアドレスで送信テストをするか
検索向けの初期設定 ページの題名・説明文、Googleへの登録、アクセス解析の設定 Search Console(Googleでの見られ方を調べる道具)やGoogleアナリティクス(閲覧数を測る道具)の持ち主が自社になるか

これに、必要に応じて「原稿づくり・取材」「写真撮影」「Googleビジネスプロフィールの整備」などが足されます。見積書に書かれていない作業は、基本的には含まれていないと考えて、気になる作業は「これは入っていますか」と一つずつ聞くのが確実です。

制作費のほかにかかるお金

見積もりの比較で見落としやすいのが、公開した後に毎月・毎年かかるお金です。制作費が安くても、月々の費用が高ければ数年で逆転することもあります。

費用 中身 目安・注意点
ドメイン 「○○.co.jp」などの住所の利用料 毎年かかる。種類によって年に千数百円から1万円前後。契約者の名義が自社かを確かめる
サーバー ホームページのデータを置く場所 共用のレンタルサーバーなら月に千円前後から。会社のメールも同じサーバーにあることが多い
保守 WordPressやプラグインの更新、バックアップ、不具合の対応 月額に含まれる作業と、別料金になる作業の境目を確かめる
更新の代行 文章や写真の差し替えを頼む費用 「月○回まで」など回数の決まりがあるか
アクセスの報告 毎月の閲覧数や検索での見られ方の報告 報告だけか、改善の提案まで付くか

WordPressのサイトは、公開した後も本体やプラグインの更新が欠かせません。更新を止めたままにすると、表示の不具合や乗っ取りの原因になることがあります。保守を自社でするのか、制作会社に任せるのかを、見積もりの段階で決めておきましょう。保守の中身については千歳市の会社がホームページを「作りっぱなし」にしないためにで詳しく紹介しています。

見積もりで確かめたい7つのこと

契約の前に、次の7つを確かめておくと、後から「それは別料金です」と言われることがぐっと減ります。下の図は、7つを確かめる順番に5つの手順でまとめたものです。

見積もりを受け取ってから契約するまでに確かめることを5つの手順で示した図

  1. ページの数と、増えたときの単価:「トップ以外のページ10ページまで」のように上限が書かれているか。超えたら1ページいくらか。
  2. 原稿と写真を誰が用意するか:自社で用意する場合は、いつまでに渡す必要があるか。撮影を頼む場合は、別見積もりか、何時間までか。
  3. 修正は何回までか:デザイン案の修正の回数と、公開した後の細かな直しの扱い。
  4. 公開後の月額に何が含まれるか:前の章の表の項目のうち、どれが入っていて、どれが別料金か。
  5. ドメイン・サーバー・Googleの各サービスの名義:自社の名義か。制作会社の名義の場合、契約をやめるときに引き継げるか。
  6. 今のメールをどうするか:リニューアルでサーバーを移すとき、会社のメールも一緒に移すのか、今のまま残すのか。
  7. 支払いの時期と、データの引き渡し:着手時と納品時に半分ずつなど、支払いの条件。将来ほかの会社に移るとき、サイトのデータを渡してもらえるか。

特に6つ目のメールは、ホームページの話から抜け落ちやすい項目です。メールの行き先の設定を誤ると、公開した日から会社のメールが届かなくなることもあります。私たちは、リニューアルのお見積もりの段階で、今のメールがどこにあり、公開後にどうするかを必ず確かめています。

実例:見積もりの段階で決めておいてよかったこと

私たちが最近お受けした案件から、見積もりの段階で決めておいて役に立ったことを、お客様が分からない形でご紹介します。

三脚に据えたカメラで、明るい小さな事務所の中を撮影している様子

実例1:3つの案を並べて、予算に合う形を選んでもらった

ある会社のリニューアルでは、「まず知ってもらう5ページの案」「サービスごとのページや事例まで入れた標準の案」「取材による原稿づくりと写真撮影まで入れた案」の3つを並べてお見せしました。金額の差が、ページの数と「原稿・写真を誰が用意するか」から来ていることが一目で分かり、ご予算の中でどこにお金をかけるかを先方が選びやすくなりました。

実例2:原稿の「たたき台は制作会社、確認はお客様」と分けた

原稿づくりを「たたき台は私たちが作り、事実の確認と仕上げはお客様が行う」と決めておいた案件では、作業が止まりにくくなりました。一方で、料金表の金額や社員紹介など、お客様にしか分からない部分は最後まで仮の文字が残りがちです。どの部分をお客様に用意していただくかと、その期限を、見積もりの時点で決めておくことが大切だと感じています。

実例3:今のメールの行き先を、公開前に決めた

サーバーを移すリニューアルで、ホームページとは別の業者のサーバーで会社のメールが動いている案件がありました。メールを今のサーバーに残すのか、新しいサーバーに移すのかで、公開日の作業が変わります。前の業者との連絡も含めて「進行管理」の中で行うことを見積もりの段階で決めておいたため、公開前にあわてずに済みました。

千歳・道央ならではの注意

写真撮影を頼む場合、外観や景色の写真は季節で印象が大きく変わります。北海道では、雪の時期に撮った外観写真を一年中使うと、夏に見た人には暗い印象を与えることもあります。撮影の時期を公開の予定と合わせて考えるか、季節ごとに差し替える前提で見積もってもらうとよいでしょう。また、地元のお客様に見つけてもらうには、ホームページと一緒にGoogleマップの情報(Googleビジネスプロフィール)を整えることも役立ちます。

補助金を使うときの注意

小規模事業者のホームページの制作費は、「小規模事業者持続化補助金」の対象経費(ウェブサイト関連費)になることがあります。2026年の第20回の一般型・通常枠は、申請の受け付けが11月5日から12月15日(火)17時まで、商工会・商工会議所が発行する事業支援計画書(様式4)の発行の受け付けは12月4日(金)までの予定です。補助の上限は基本50万円(条件によって上乗せがあります)、補助率は原則3分の2です(J-Net21の記事・中小企業庁の公募の案内)。

ただし、ホームページの費用には決まりがあります。第20回では、ウェブサイト関連費として受けられる補助金は30万円(税込)までで、ウェブサイト関連費だけでの申請はできず、ほかの経費と組み合わせる必要があります。また、補助金の対象になるのは、採択の後に届く「交付決定」の日以降に発注・契約・支払いをした分だけです。採択の知らせを受けただけで発注すると対象外になるので注意してください。細かな条件は回ごとに変わるため、申請の前に必ず公募要領と、地元の商工会議所・商工会に確かめてください。

やってはいけないこと

  • 総額だけで比べる:ページ数や原稿・写真の前提がそろっていない見積もりを比べても、どちらが安いかは分かりません。
  • 月々の費用の中身を聞かずに契約する:制作費が安く見えても、保守や更新が別料金で、数年で割高になることがあります。
  • ドメインやGoogleの各サービスを制作会社の名義のままにする:契約をやめるときに引き継げず、住所(URL)を変えざるを得なくなることがあります。
  • 公開した後の更新を誰がするか決めない:情報が古いままのサイトは、お客様に「やっていないのかな」と思われる原因になります。

まとめ

  • 新しく作るホームページの費用は、全国の発注データの集計では中央値40万円台・平均80万円台。50万円までが約6割
  • 金額を左右するのは、ページの数・原稿・写真・デザイン・機能の5つ
  • 見積もりは総額ではなく、内訳と公開後の月々の費用で比べる
  • ページの単価・原稿と写真の分担・修正回数・名義・メール・支払い条件を契約前に確かめる
  • 補助金はホームページ単独では申請できないなどの決まりがあるため、公募要領で必ず確かめる

株式会社ツヨシオカでは、北海道千歳市を拠点に、ホームページの制作・リニューアルから公開後の保守まで、まとめてお手伝いしています。「今のサイトを直すといくらくらいか知りたい」「ほかの会社の見積もりの見方が分からない」といったご相談も歓迎です。ご予算に合わせて、いくつかの形をご提案します。

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2026.11.05 #WEB・PC関連

吉岡 毅(株式会社ツヨシオカ 代表取締役)

北海道千歳市の株式会社ツヨシオカ代表。中小企業や団体のWordPressサイトの制作と保守を手がけ、サーバーの管理やセキュリティ対策、PHP・WordPressの更新まで一貫して対応しています。

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